みなさんは富山県の桜の名所、あさひ舟川「春の四重奏」をご存知でしょうか。
４月上旬から中旬にかけて、雪が残る美しい北アルプスの山々を背景に、舟川べりの桜並木、チューリップ、菜の花の美しい四重奏を楽しむことができる場所です。
富山県の人気NO.1の桜スポットといえば、富山市の「松川べりの桜」が長年首位を飾ってきましたが、ここ数年は、あさひ舟川「春の四重奏」の方が人気が高いようです。
ぜひ皆さんも、山と花が奏でる景色をご覧になって下さいね。
あさひ舟川「春の四重奏」
雪の残る美しい北アルプスの山々を背景に、舟川べりの桜並木。そしてチューリップに菜の花の美しい四重奏を楽しむことができる場所、それがあさひ舟川「春の四重奏」です。
春の桜の開花時期には、舟川の両岸１,２００ｍに渡って、地元のみなさんが大切に育てた２８０本のソメイヨシノが咲き誇り、まるで桜のトンネルを歩いているかのようです。
この桜は１９５７年舟川の河川改修の際、地元の皆さんの手で植えられ、長年大切に維持管理されています。
全盛期には３０軒ほどあったチューリップ球根農家は、今は１軒だけになり、『たくさんの人に出会いたいから・・』と、桜に合わせて極早生のチューリップの品種を選び植えました。
そこに菜種油を採るために菜の花も植えたところ、残雪の朝日岳を背景に、桜並木・チューリップ・菜の花の四重奏が奇跡的に揃いました。
この奇跡的な風景が、あさひ舟川「春の四重奏」です。
正直このあさひ舟川「春の四重奏」は、この数年で急に人気が出た場所です。
富山県民でさえ、その名前を知らない人、この風景を見たことがない人は多いはずです。
以前JR西日本のカレンダーに採用されたことがあるそうですが、中学一年用の化学の教科書の教材に採用されますます人気が出たようです。
2022年 桜見頃時期
北アルプスの雪山を背景に、桜・チューリップ・菜の花が一度に見られるあさひ舟川『春の四重奏』。
全部が見頃を迎えるのを狙って行くのはなかなか難しいです。
昨年は桜が早く咲きすぎて、菜の花の開花が追いつかず、『春の三重奏』でした(涙)
お天気によっては山が見えず、『春の二重奏』になった年もありました。
花はなかなか行くタイミング難しいですよね。
おでかけの際は、ぜひ桜の開花情報と天気予報をご確認くださいね。
まとめ
あさひ舟川「春の四重奏」がある朝日町は富山県の中でも東の端。新潟県に近い場所です。
正直あまり交通の便がいいとは言えません。
車で行くのであれば駐車場が心配です。
特に土日にお出かけの際は注意が必要です。
交通情報・駐車場に関しては下記をご参照ください。
交通の便もそんなに良くなく、花が咲くタイミングも難しいあさひ舟川「春の四重奏」ですが、この素晴らしい景色を見れるのは、なかなか他には無いと思います。
ぜひみなさんにも一度見ていただきたい景色です。
最後に
この情報は２０２２年３月の情報です。
少しでもみなさんのお出かけやご旅行の参考にしていただけたら幸いです。
最新情報などは公式ホームページなどでご確認ください。
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