みなさんは能登半島の輪島市にある、小さな小さな棚田「白米千枚田(しらよねせんまいだ)」をご存知でしょうか。
日本海に面して小さな田が幾重にも重なり、海岸まで続く景色は圧巻で、奥能登を代表する観光スポットとして親しまれています。
その棚田では、秋から冬にかけて壮大なイルミネーションを見ることができます。
それが「あぜのきらめき」です。
この白米千枚田は「世界農業遺産」にも登録されており、世界遺産に認定されている地でのイルミネーションは珍しく、ぜひみなさんも一度ご覧ください。
期間と点灯時間
白米千枚田を彩る25,000個の壮大なイルミネーション「あぜのきらめき」
あぜに設置されたペットボタルは日没に感知し、そこから約4時間点灯します。
毎日欠かすことなく点灯します。
ペットボタルが感知してから徐々に点灯するので、あくまでも目安です。
お天候によって点灯開始時間や点灯時間が異なりますのでご注意くださいね。
白米千枚田イルミネーション
イルミネーションの色は、四季を表すピンク・グリーン・ゴールド・ブルー。
順番は、ピンク → グリーン → ゴールド → ブルー。
桜のピンク、新緑のグリーン、紅葉のゴールド、夜のイメージのブルーでしょうか・・
まさに四季を感じます。
15分毎にゆっくり切り変わりながら、夜の千枚田を彩ります。
白米千枚田を彩るLEDは25,000個 。
使用されているLEDは、地元の電子部品会社と協力して独自開発された独立型太陽発電LED。
自然エネルギーの力を存分に発揮しているこのLEDは「ペットボタル」と呼ばれ、日中に充電され、暗くなると自動的に点灯。四時間程度で自動消灯する優れものなんです。
あぜのきらめき
私が到着して初めて見たのがこの光景。
正直、『あれ~少し思っていたのと違う・・』と思いました。
何だか少し物足りない・・とも思いました。
正直、上の展望台から見ただけでは少し感動が足りないかもしれません。
千枚田の棚田には舗装された遊歩道があり、歩くことができます。
ここを歩くことをおすすめします。
実際に歩きながら、ゆっくりゆっくりとイルミネーションの色が変化していく様は、何とも言えないゆったりとした気分を味わうことができます。
千枚田で二番目に小さい田んぼ・・
こんな素朴な場所に出会うこともできます。
これは展望台から眺めただけでは味わえない雰囲気だと思います。
もちろんその時の天候、スケジュールにもよると思いますが、時間があればぜひ遊歩道を歩いてみて下さいね。
あくせくした日常を忘れ、ゆったりとした、ほんわかとした気分を味わえると思いますよ。
ちなみにあぜのきらめきが見れる白米千枚田は、能登半島の輪島市。
海に面した所にあります。
とても寒いです。あったかい服装でお出かけくださいね。
素朴で壮大なイルミネーションを!
白米千枚田のイルミネーションは、毎年ボランティアの人々によって開催されます。
多くのボランティアがひとつひとつ丁寧に植えた光が作り出すイルミネーションは、美しく壮大で、それでいて素朴な雰囲気を味わうことができる光景です。
色を変えながら灯る夜の千枚田は幻想的で、これが全て自然光と思えないくらい自然の素晴らしさを感じることができる光景です。
ぜひ素朴で壮大なイルミネーションを見てみてはいかがでしょうか。
最後に
この情報は2022年1月現在のものです。
最新情報などは公式サイトなどでご確認ください。
コメント